デニム素材は、洗い方だけでなく、保管方法にも気を配ることで、
より良い状態で長く着ていただくことができます。
保管場所
デニムアイテムを保管する場所は、直射日光の当たらない場所にしましょう。
日光に当たり続けると、焼けてしまい、色が変わってしまいます。
また、湿気対策も大切です。
保管前に十分に乾燥させ、収納場所に乾燥剤や防虫剤を置くと効果的です。
デニムは通気性が低いものが多いです。
収納スペースに隙間なく入れてしまうと湿度が高まってしまうので、できるだけ収納するデニムどうしの間隔をあけるようにしましょう。
しまい方
収納する際は、デニムを「畳む」もしくは「吊るす」ようにしてください。
強くシワがついてしまうと型崩れにつながってしまうので、畳むときは、形にあわせて丁寧に折りましょう。
デニムパンツは、三つ折りか四つ折りで。
吊るす場合は、Ｓ字フックやクリップハンガーを使って収納しましょう。
収納スペースに余裕がある場合は、デニム1着1着に隙間ができるように吊るすのがおすすめです。
センソユニコのデニムの保管
センソユニコのデニムアイテムの保管のポイントをご紹介します。
芽風 リネンデニム
国内デニム聖地である岡山県倉敷市児島で製造された、世界で評価の高い JAPAN DENIMの最高峰です。
麻を使用しているため軽く、さらにバイオ洗い加工で表面の毛羽を取り除いているので、滑らかな肌触りです。
こちらはリアルデニムで、インディゴ染料で糸の表面を染める「ロープ染色」技法を用いているため、色の経年変化をお楽しみいただけます。デニム好きにはたまらない素材です。
一方で、直射日光による変色も起きやすいので、保管場所にご注意ください。
摩擦による色移りを避けるために、保管時は、他の衣類と接しないようにしていただくと、なおよいでしょう。
Cube-Cube ニットライクデニム
デニム特有の風合いはありつつも、素材感はカットソーのように肌触りがよく、柔らかな着心地が特徴です。特殊なシワ加工によるヴィンテージ感もポイント。
摩擦で色移りがする可能性もあるので、淡い色のものと擦れないように気を付けていただきたいです。
Cube-Cube ガーゼデニム
こちらもデニムの風合いを持ちながら、ガーゼのような素材感と軽い着心地が魅力です。洗い加工により、いっそう柔らかな肌触りになっています。
インディゴ染めのため、摩擦で色移りがする可能性もあるので、淡い色のものと擦れないように気を付けていただきたいです。
Lucruca color denim
コーディネートのこなれ感をアップさせてくれるカラーが魅力のLucrucaのデニム。
反応染め（化学反応で色を定着させる技法）で糸の芯までしっかり染めているので、色合いを長く楽しんでいただけます。
カラーが魅力だからこそ、変色には気をつけたいところです。
日光を避けて保管してください。
季節にあわせて楽しむデニム
デニム素材には、オールシーズン使えるものもありますが、
季節にあわせた素材もさまざまにあります。
春夏に涼しい、ライトオンスや麻素材。
秋冬にあたたかな、空気を含むガーゼデニムや裏起毛。
季節にあわせたこだわりデニムは、オフシーズンはお休み。
次に着るときのために、良い環境で、大切に保管いただけると嬉しいです。
